- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 防衛大学校 へ行く。
- 1 (2007-09-29 (土) 10:40:59)
- 2 (2007-09-29 (土) 10:42:47)
- 3 (2007-09-30 (日) 10:17:57)
- 4 (2007-10-03 (水) 22:06:34)
- 5 (2008-02-18 (月) 23:15:19)
- 6 (2008-04-06 (日) 09:33:22)
- 7 (2008-10-16 (木) 22:28:55)
- 8 (2009-03-30 (月) 22:01:59)
- 9 (2009-04-01 (水) 06:58:20)
- 10 (2010-05-09 (日) 10:33:12)
- 11 (2011-01-14 (金) 21:59:44)
- 12 (2011-01-17 (月) 05:29:34)
- 13 (2011-03-24 (木) 06:22:43)
- 14 (2011-04-10 (日) 22:44:45)
- 15 (2011-04-11 (月) 06:18:59)
- 16 (2011-04-12 (火) 22:47:57)
- 17 (2011-04-13 (水) 23:43:47)
- 18 (2011-04-30 (土) 07:39:16)
- 19 (2012-01-22 (日) 10:04:01)
- 20 (2012-03-17 (土) 07:19:50)
- 21 (2013-06-23 (日) 06:18:41)
- 22 (2015-06-22 (月) 19:42:27)
- 23 (2016-08-29 (月) 19:23:42)
- 24 (2016-12-03 (土) 08:25:37)
- 25 (2020-01-04 (土) 07:30:00)
- 26 (2020-06-20 (土) 15:06:06)
- 27 (2020-09-21 (月) 08:51:14)
- 28 (2021-01-24 (日) 18:55:21)
- 29 (2021-01-25 (月) 08:03:22)
- 30 (2021-07-22 (木) 11:12:42)
- 31 (2021-09-16 (木) 13:16:08)
- 32 (2021-12-26 (日) 07:33:47)
- 33 (2022-01-07 (金) 08:23:10)
【防衛大学校】 †
防衛省の機関のひとつで、自衛隊で部隊・艦船の指揮を執る「幹部自衛官」を養成する学校。
旧軍や外国軍の「士官学校(兵学校)」に相当する。
校舎は神奈川県横須賀市に所在。
入学試験の受験資格は「日本国籍を有する高校卒業程度の18歳以上21歳未満の男女」。
カリキュラムは4年制で、卒業生には総合大学と同等の学位が授与される。
大学相当の専門教育と、自衛官幹部候補としての教育訓練が行われる。
在学中の学生は防衛省職員としての身分を与えられるが、卒業までは無階級である。
任官拒否または退学処分となった場合を除けば、卒業と同時に曹長に任命される。
卒業生は自衛隊の幹部候補生学校でさらに幹部専門教育を受ける。
これを修了した段階で三尉に昇進し、指揮官として各地に配属される。
陸上自衛隊では福岡県・前川原駐屯地に配属。学校で6ヶ月、部隊で6ヶ月の教育を受ける。
海上自衛隊では広島県・江田島基地に配属。学校で1年間、練習航海で6ヶ月の教育を受ける。
航空自衛隊では奈良県・奈良基地に配属。学校で6ヶ月、部隊で6ヶ月の教育を受ける。
防衛大学校公式webサイト:http://www.nda.ac.jp/index-j.html
幹部自衛官への道 †
自衛隊で「幹部」として勤務する幹部自衛官になる場合、防衛大学校の卒業は必須条件ではない*1。
- 一般大学卒
- 一般の大学卒業後に自衛隊への入隊(就職)を希望し、幹部候補生採用試験を受けた者。
- 選抜試験
- 一般隊員として入隊後、三曹以上の階級を経て選抜試験に合格した場合*2。
- 医科幹部候補生
- 防衛医科大学校の卒業生。
医師国家試験に合格して免許を取得すると二尉に任官され、防衛医官として勤務する。 - 歯科/薬剤科幹部候補生
- 大学で歯学・薬学の専門課程を学んだ学生が採用される。
採用後、国家試験に合格して免許を取得すると歯科医は二尉、薬剤師は三尉に任官される。 - 飛行幹部候補生
- 航空学生課程もしくは陸曹航空操縦学生課程を修了した隊員。
卒業後はパイロット・戦術航空士として航空部隊で勤務する。 - 貸費学生
- 防衛省による奨学金制度。
卒業後に自衛隊で一定期間勤務する事を条件に、奨学金の返済義務が免除される。
防衛大臣が指定した職種・職域に相当する技術系学科の大学生・大学院生が対象。 - 技術海上幹部(公募・海上自衛隊のみ)
- 実務経験を持つ技術者を二尉もしくは一尉の待遇で中途採用するもの。
- 医科/歯科幹部(公募)
- 実務経験を持つ医師・歯科医師を二尉から二佐までの待遇で中途採用するもの。
自衛隊発足当初の防衛医官は全てこのコースで採用されていた。
*1 ただし、防衛大学校の卒業生は「Bコース」「B幹」などと呼ばれ、他の出自と比べて昇進が早い傾向にある。
*2 この制度があるため、幹部自衛官の平均年齢は41歳と高齢化している。
その改善策として「上級曹長」制度を導入して曹からの昇級を制限する事が検討されている。