- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 排水量 へ行く。
- 1 (2007-09-12 (水) 22:40:55)
- 2 (2010-11-16 (火) 21:39:40)
- 3 (2011-05-03 (火) 00:04:49)
- 4 (2012-06-30 (土) 22:35:16)
- 5 (2013-05-11 (土) 12:42:15)
- 6 (2014-02-16 (日) 08:45:06)
- 7 (2014-08-10 (日) 17:06:24)
- 8 (2018-06-09 (土) 11:08:07)
- 9 (2018-06-09 (土) 14:33:38)
- 10 (2018-06-09 (土) 18:47:37)
- 11 (2019-07-15 (月) 10:31:58)
- 12 (2020-07-07 (火) 02:18:20)
- 13 (2021-11-28 (日) 21:18:22)
- 14 (2021-12-03 (金) 22:45:15)
【排水量】 †
Displacement tonnage
船を水に浮かべた時に押しのけられる水の重さ。おおむね船の重量に等しい。
トン単位で表記するため「排水トン数」と表記する事もある。*1
船の状態の違いによって、基準排水量、満載排水量、常備排水量?、軽荷排水量?、公試排水量などがある。
現代の科学において、排水量は船舶の重量を類推するもっとも的確な方法とされる。
船は極めて巨大な構造物*2であり、その重量を機械的に測定するのは不可能であるからだ。
排水量の計測法 †
実のところ、船体重量の機械的測定が不可能なのと同じ理由から、排水量を正確に測定することも不可能である。
排水量は船の進水後、その船体構造と喫水(水面下に沈んだ部分の高さ)から数学的に推定されている。
この計算は極めて複雑であり、実のところ、相当に誤差が大きいと考えられている。
誤差の要因となるパラメーターを挙げれば、代表的なものだけでも以下のようなものがある。
- 船体の形状
- 部品の配置と構造
- 溶接による歪み
- 船体の傾き
- 鉄素材の復元性
- 波の影響
- 海水の成分濃度
*1 民間船舶で単に「トン数」と言った場合、船体の容積から換算される単位であり、排水量とは定義が異なる。
*2 推定重量1万トンを越える船もさして珍しくはなく、タンカーや正規空母に至っては10万トン以上に及ぶものもざらにある。