【中部国際空港】(ちゅうぶこくさいくうこう)

愛知県常滑市沖の伊勢湾海上の人工島に建設され、2005年に開港した空港
愛称は「セントレア」。
航空券・時刻表では「名古屋(中部)」と表記されることもある。

東京国際空港成田空港を擁する)首都圏や(関西国際空港を擁する)近畿圏に比べて周辺人口が少ないことから、地方空港からの乗り継ぎ(ハブ・アンド・スポーク方式)による日本国外への渡航需要喚起を推進しているが、現実には開港以来、様々な要因から国際線・国内線とも就航便数が減少し続けており、今後の課題となっている。

不振の要因

本空港の利用が伸び悩んでいる原因については
「(羽田・成田や関空に比べて)近隣に大企業の本社が少ない」*1
「東海道・山陽新幹線の増発で西日本方面への旅客需要が奪われた」
「空港施設利用料が高い」
などの問題が指摘されている。

また、2000年代後半以後の全世界的景気後退も要因として指摘されている。

空港情報

種別:拠点空港(旧第一種
滑走路:3,500×60(18/36)
3レターコード:NGO*2
4レターコード:RJGG


*1 なお、本空港の敷地は名古屋税関により「総合保税地域」に指定されており、外国から輸入した貨物を関税を払うことなく一時保管・再移出、加工・製造、及び展示・使用ができる場所となっている。
*2 旧名古屋空港(現在の名古屋飛行場)のものを継承している。

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