【第一種空港】(だいいっしゅくうこう)

日本の空港法で、かつて規定されていた空港の分類のひとつ。

国際航空路線に必要な設備を備えた空港がこの分類になっていたが、1980年代以後は、「第二種空港」と呼ばれる小規模な空港にも国際線が乗り入れるようになったため、事実上、単に「空港の規模」による分類になっていた。

成田空港東京国際空港(羽田空港)、大阪国際空港(伊丹空港)関西国際空港中部国際空港の5ヶ所があったが、現在は空港法の改定に伴う分類の統合・再編により、第二種空港共々「拠点空港」と呼ばれている*1

関連:第二種空港 第三種空港


*1 このうち、成田・中部・関西及び伊丹の4ヶ所は、それぞれ特定の法令により設立された会社組織が設置・運営主体となっているため「会社管理空港」、羽田のみは国(国土交通省)が設置・運営主体となっているため、旧第二種空港の大部分と同様「国管理空港」に分類されている。

トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS