【戦闘空中哨戒】(せんとうくうちゅうしょうかい)

Combat Air Patrol(CAP(キャップ)).
「空中警戒待機」とも。

航空脅威の存在が想定される状況下で、航空優勢を確保するために戦闘機を出撃させる事。
出撃した戦闘機が該当空域周辺で敵性航空機を偵察し、発見時にはこれを撃墜する。

関連:ファイタースウィープ カウンターエア

細分

目標戦闘空中哨戒(TARCAP,TARget Combat Air Patrol)
特定の軍事目標空爆する攻撃機などの安全を確保するために、事前に目標周辺に存在する敵性戦闘機を無力化しておく事。ファイタースウィープ
救難戦闘空中哨戒(RESCAP,REScue Combat Air Patrol)
戦闘捜索救難を行う際、救難機を護衛するための戦闘空中哨戒。
陸戦が想定される場合は戦闘機と共に近接航空支援も手配される。
防護戦闘空中哨戒(BARCAP,BARrier Combat Air Patrol)
防御のための戦闘空中哨戒。敵性航空機の襲来が予想される空域に展開し、襲来した敵機を撃墜する。
高価値資産防護戦闘空中哨戒(HAVCAP,High Value Asset Combat Air Patrol)
防護戦闘空中哨戒の一種。空中給油機AWACS?航空母艦など、防衛対象が極めて高価(High Value)な場合を指す。
ミグキャップ(MIGCAP)
冷戦時代の俗語。ワルシャワ条約機構戦闘機(大抵はミグ設計局の手による)との戦闘が想定される戦闘空中哨戒。

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