【戦艦】(せんかん)

大型の主砲と厚い装甲をもち、水上艦や沿岸施設に対する砲撃を主任務とする大型の艦艇
多数の機関銃高射砲を装備し防空能力も高いが、対潜能力は持たないのが普通。

かつては海戦における主要な対艦攻撃兵器であったが、飛行機が高性能化した第二次世界大戦では航空母艦が艦隊攻撃作戦を行ったため、航空母艦の護衛と沿岸施設への砲撃が主任務となった。
戦後には艦対艦ミサイルの配備が進んだために特に有用性が薄れ、現在は実戦配備されていない。かろうじて現役復帰可能な状態で予備役艦として保存されているアイオワがあるのみである。

英語ではBattleShip?。頭文字のBをとって、アメリカ海軍での略号は"BB"(艦種記号が一文字で終わる場合、DDのようにその文字を重ねる)となっている。

真珠湾攻撃の際に撃沈されたアリゾナ?はいまだに除籍されておらず、書類上は「現役」のままである。

関連:巡洋艦 駆逐艦 艦載砲 大艦巨砲主義 超ド級


トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS