【絶対国防圏】(ぜったいこくぼうけん)

太平洋戦争中、連合国軍の反撃で、守勢に立たされた日本が、本土防衛及び戦争続行のために必要不可欠である領土や地点を定め、防衛を命令した地点あるいは地域である。

国防圏は千島、マリアナ、トラック島、西部ニューギニア、スンダ列島、ビルマなどを線で結んだ長大な防衛線で、1943年(昭和18年)9月30日の御前会議で決定された。

しかし、現状としては国防圏内で防衛体制構築が後回しになる拠点が存在し、サイパンに関しても防衛体制が整う前にアメリカ軍の攻撃を受けることになる。

また日本軍はすでに生還件や制空権を失っており、マリアナ諸島を失ったことで、国防圏は破られ、日本は防戦一方になる。


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