【新型普通爆弾】(しんがたふつうばくだん)

XGCS-2

防衛省技術研究本部で開発されていた誘導爆弾
91式爆弾用誘導装置の後継として研究されていたが、制式化される事なく2005年に計画凍結された。

海上・水際・地上の目標に対処する事を念頭におき、対地型・対艦型の2種類が開発された。

搭載母機がAAAにさらされずにアウトレンジ攻撃を行えるよう、有効射程の向上が図られている。
これは大きな滑空翼と滑空比の優れた形状により、長時間の安定した滑空を可能とする事で実現された。
弾体は大質量・高剛性で、跳弾し難く貫徹力が高い。

対艦型は撃ちっ放し能力を持ち、弾体が独自に目標識別能力とIRCCM?能力を持つ。

信管は着発近接など各種モードを切り替え可能。
MIL-STD-1553及びMIL-STD-1760?を介して、コックピットから設定を行う。
攻撃位置座標や信管のモード、近接信管の起爆距離、時限信管の遅延時間など各種設定も変更可能。

スペックデータ

重量約2000ポンド
信管着発や近接等の各種モード
弾頭タンデム式二重弾頭(先駆弾頭はHEAT
炸薬PBX系炸薬
誘導方式赤外線画像誘導(対艦型)
GPS/INS誘導(対地型)
シーカー赤外線フォーカルプレーンアレイ方式(対艦型)
目標量産単価4000〜5000万円程度

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