【哨戒機】(しょうかいき)

Patrol Plane.

敵の接近や侵入などに備えて広範囲を哨戒(見回り)する事に特化した偵察機
軍隊以外でも沿岸警備などに採用され、違法漁業・不法入出国・密輸・海賊・不法投棄などを監視するために用いられる事が多い。
発見後に監視を続けたり、援軍の見込みがない状況で戦闘が始まる事もあるため、最低限の武装も施される事が多い。

広い範囲の空域を長時間飛行する必要があるため、他の偵察機より航続距離・滞空時間が求められる。
大量の燃料を積めるよう輸送機爆撃機をベースに設計され、燃費のよいエンジン*1が選択される事が一般的である。

レーダーなどの探知手段が発達した現代海軍では、主に潜水艦を対象にした対潜哨戒機として運用される。
しかし、対潜哨戒機として造られたものを陸上や水上の目標に対して使うことも多い。

関連:偵察機


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