【死守】(ししゅ)

全滅を覚悟で抵抗し、ある場所を守ること。
例え負傷しても戦闘可能であれば戦力としてカウントされる。
士気が高まって非常に頑強になる反面、撤退・移動しながら効率良く防御することが出来なくなるため、貴重な戦力を無駄にすり減らす可能性もある。
また、容易に降伏に走らせる可能性もある。

共産主義国の軍隊や、敗色濃厚の軍隊で乱発される傾向が多い。
また、この傾向が多い軍隊では、負傷者に対する死者の割合が高い。

なお、第二次世界大戦では、枢軸国連合国を問わず乱発されたが、日本兵とソ連兵以外は言葉のあやとして受け取っていた。

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