【軽戦車】 †
Light Tank.
戦車のうち、装甲防御を最小限に留めて高速移動する砲台として設計された車両。
簡素で耐久性に劣る分、調達や整備が容易である。
第一次世界大戦以降、主に植民地の警備用や、戦車運用ドクトリンの研究・訓練用に生産された。
しかし第二次世界大戦以降は中戦車・重戦車の飛躍的進歩に伴って徐々に衰退。
冷戦時代に主力戦車とRPGが登場した事により、兵器としての存在価値を決定的に喪失した。
現代戦では単に軽装甲と重火器を備えているだけでは無価値であり、以下のような分化・発展的解消を要求されている。
また、下記のような車両を指して「軽戦車」と呼ぶ場合もある。
主な軽戦車 †
第二次世界大戦時 †
- アメリカ
- T1
- M1戦闘車
- M2
- M3
- M5
- M22
- M24「チャーフィー」
- イギリス
- ヴィッカース Mk.E
- Mk.VI
- Mk.VII「テトラーク」
- Mk.VIII「ハリー・ホプキンス」
- スチュアート
- スチュアートI/II/III/IV/V
- スチュアートVI
- ローカスト
- ソ連
- ドイツ国
- 1号戦車
- 2号戦車
- フランス
- ルノー FT-17
- オチキス H35
- ルノー R35
- FCM36
- ルノー R40
- チェコスロバキア
- LT-35
- LT-38
- ポーランド
- 7TP
- 7TP
- 大日本帝国
- 九五式軽戦車 ハ号
- 九八式軽戦車 ケニ
- 二式軽戦車 ケト
- 三式軽戦車 ケリ
- 四式軽戦車 ケヌ
- 五式軽戦車 ケホ