【艦載砲】(かんさいほう)

水上艦潜水艦が装備する砲。 デッキガン。
いわゆる主砲や副砲などのことで、ファランクスなどの機関砲は含まない。

古くは艦船の攻撃手段として砲撃が主であったため、より大きな対艦砲をより多く搭載することが重要視されていた。
時代を下るにつれてその内径も次第に大きくなり、第二次世界大戦ごろには最大で46cmの対艦砲が実用化された。(日本の「大和」級戦艦に搭載)
また、潜水艦の装備としても対艦砲は重要なものであった。

現在では艦対艦ミサイルの発達によって対艦砲の多くは姿を消し、対空にも使える小型の速射砲を多くても3門程度搭載するにとどまる。
また、現在の潜水艦では砲を搭載しているものは皆無となった。


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