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【核分裂】(かくぶんれつ)

ウラニウム?やプルトニウムといった一部の放射性元素に中性子をぶつけ、原子核を分裂させる反応。

核兵器に使う場合は爆薬の爆発力で圧縮、その圧力で原子核を崩壊させ、
崩壊した核より飛び出た中性子で、連鎖的に他の核を分裂させることにより、
一気にエネルギーを放出させるタイプを「爆縮型」（インプロージョン型）と呼び、
長い筒状の物の両端に放射性元素を置き、片方を爆薬の爆発力で加速、
反対側にぶつけて上記の反応を起こさせるタイプを「砲身型」（ガンバレル型）という。
爆縮型のほうが効率が良く、そのため現在の主流である。

原子力発電所や原子力空母の動力源として使う場合、中性子を吸収する棒（制御棒）で中性子を一定量に押さえて制御する。