【回転式拳銃】(かいてんしきけんじゅう)

銃本体に回転式の弾倉(シリンダー)を持ち、その中に直接弾丸を装填する銃。
リボルバーとも言う。
弾丸装填数は銃にもよるが通常5発〜8発。
撃鉄(ハンマー)を一回起こすごとにシリンダーが回転、引き金(トリガー)を引くとハンマーが落ちて弾丸を発射する「シングルアクション」と、引き金(トリガー)を引くと撃鉄(ハンマー)が自動的に起きる「ダブルアクション」がある。

頑丈で、半自動式拳銃よりも多岐にわたる弾丸が使用出来、不発弾があってもトリガーをもう一度引けば次弾が発射可能で、また構造も簡単なので信頼性が高い。そのため、一部の特殊部隊等では未だ回転式拳銃を装備に含めているほどである。

欠点は

  • 装填数が少ない
  • 弾切れごとにシリンダーを引き出し、手動で再装填しなければならず即応性が低い
  • 発射の反動が強い
  • 構造上シリンダーと銃身(バレル)に隙間があるのでガス漏を起こし、エネルギーをロスし命中率が半自動式拳銃に比べ低くなる。

等である。

映画「ダーティハリー」で登場した「M29」や、日本の一般的な外勤警官が使用する「ニューナンブM60」などが有名である。


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