【沖止め】(おきどめ)

何らかの理由で港湾施設に係留できない船舶を沖合に停泊させておく事。
転じて、空港のボーディングブリッジに接続できない飛行機を出発・到着ロビーから離れた位置に留めておく事も指す。

港湾では、桟橋・埠頭に係留できないほど巨大な船舶や、エアクッション艇水中翼船など特殊な規格の船舶が行う。
船客・貨物の積み下ろしや陸上とのやり取りはボートや内火艇によって行なわれる。

空港では、ボーディングブリッジの利用料を支払っていないか、空港に十分な数のボーディングブリッジがない場合に発生する。
これは小規模な空港でありがちで、また格安航空会社もしばしば経済上の理由から利用料を支払わずに運航する。
乗客は空港施設のエプロンにある機体まで専用バスで移動する必要があるため、出発・到着時の手続きに遅延が発生する。


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