【沖止め】(おきどめ)

  1. 港において、桟橋や埠頭に繋留できない入港船舶を沖合いのブイに繋留させておくこと。
    船客・貨物の積み下ろしや陸上とのやり取りは、艀やランチによって行なう。

  2. 羽田空港において、ボーディングブリッジを有するスポットに飛行機を駐機せず、エプロン上のスポットにおいて旅客の昇降を行うことを、船舶における沖止め(上記1.)になぞらえて呼んだ言葉。
    地方空港行きの路線で多く見られる。

    この場合、出発・到着ロビーへの(からの)移動は一旦バスを経由しなくてはならず、旅客の視点からすると非常に不便である。
    国内一の大空港である羽田空港の処理能力が、常に飽和状態にあることを象徴する事象といえる。

トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS