【曳下射撃】(えいかしゃげき)

爆薬を空中で炸裂させる事を意図した射撃。曳火。
榴弾榴散弾など、炸薬と信管を内蔵する砲弾・ミサイルでなければ実行できない。
接近を感知して起爆する近接信管を用いる場合と、タイミングを図って時限信管を調整する場合がある。

砲弾自体は直撃しないため、装甲目標に与える危害は少ない。
反面、地形や掩体などの遮蔽物に遮られにくく、地上で炸裂させるより広範囲に危害が届く。
特に有効なのは生身の人間を攻撃する場合で、人体の一番上にある脳への損傷を見込みやすい。


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