【リー・エンフィールド】(りー・えんふぃーるど)

Lee-Enfield

イギリス軍が制式採用していたボルトアクションライフル
名の由来は、開発に当たったジェイムズ=パリス=リーとエンフィールド工廠から。

本銃最大の特徴は、10連発の着脱式弾倉を採用していたことであった。
当時の小銃は5連発の固定弾倉が普通だったので、これはかなり先進的な機構だった。
ただ、実際には5連のクリップで装填していて、現代の自動火器の様に弾倉ごと換えていた訳ではないので、着脱式であることが活きたようには思えないが、標準の2倍の装弾数はそれなりのアドバンテージになったはずである。

主に第二次世界大戦期に活躍したが、戦後もしばらく狙撃仕様が本国で使用され、旧英国領の国々では現役のところもあったりする。

スペックデータ

口径:7.7mm
全長:1,130mm
銃身長:640mm(SMLE Mk3以降)
重量:3,900g(弾薬除く)
装弾数:10発
使用弾薬:.303ブリティッシュ(7.7mm×56R)
作動方式:ボルトアクション
発射速度:20〜30発/分
銃口初速:744m/s


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