【マニューバーキル】(まにゅーばーきる)

空中戦において、敵機が操縦ミスによって自滅的に墜落する事。
戦闘によってミスが誘発されたものと認められれば、交戦していたパイロット撃墜したものとして扱われる。

高高度で空対空ミサイルを撃ちあう現代戦ではまず起こりえないが、ミサイル発達以前のドッグファイトではしばしば発生した。
集団戦であれば敵機を包囲して機銃で撃ち落とした方が早いので、偵察機同士の遭遇戦のような小規模戦闘で発生した。

最も単純な手法としては、敵機の真上に陣取りながら徐々に降下していく方法がある。
敵機パイロットは撃たれるのを避けるために距離を保つ必要があるため、上から圧迫されると徐々に高度を下げていく。
結果、制動が間に合わないほどの低高度で失速を起こし、そのまま墜落に至る事がある。


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