【ホローポイント弾】(ほろーぽいんとだん)

拳銃弾小銃弾の一種。ハローポイント弾とも呼ばれる。Hollow Point(HP)弾

運動エネルギーを最大限ターゲットに伝える事を目的に、先端部分にくぼみを持たせたもので、命中時にそのくぼみに空気が閉じこめられ衝撃波を発し、さらに変形してターゲット内部を破壊する。反面その形状から貫通力と飛翔速度はやや低い。またこのタイプの一種で有る程度の貫通力を得る為、先端以外を被甲したジャケッテッドホローポイント弾(Jacketed Hollow Point (JHP))や、半分程度を被甲したセミジャケッテッドホローポイント弾(Semi Jacketed hollow Point(SJHP))がある。
他にウインチェスター社の開発したシルバーチップ弾(Silver Chip(SC))と呼ばれる、司法警察?向けに開発されたジャケッテッドホローポイント弾がある。使用目的に応じて被甲する金属を変更し、それにより威力、貫通力を調整する(ちなみにシルバーと言っても銀を使うことはなく、アルミニウムニッケル?である)。

ホローポイント弾は狩猟用であるため、軍隊司法警察?では基本的に使用禁止であるが、ジャケッテッドホローポイント弾は貫通力が比較的高く、その割にマンストッピングパワーも有るため、相手を確実にノックアウトする事が必要な組織に於いては司法警察?軍隊共に採用例が多い

関連:リード弾 ワッドカッター弾 ソフトポイント弾 フルメタルジャケット弾


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