【ハイビジ塗装】(はいびじとそう)

兵器の表面を原色・極彩色などで派手に塗装する事。

現代戦においてはただただ不利なだけなので、基本的には広報目的でのみ行われる。
しかし戦術理論や通信技術が未成熟だった頃には、存在を誇示するためのハイビジ塗装が広く行われていた。

例えば、騎士や武士の鎧は例外なく、特に位が高いほど派手に飾り立てられた。
なんとなれば、目立たないと戦功を挙げた証拠が残らず、恩賞が出ない、どころか本領安堵すら怪しくなるからだ。
万が一「ろくに戦いもしなかった臆病者」などと噂されれば、その風評だけで部下の離反や下克上を招きかねなかった。

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