【ドッグファイト】(どっぐふぁいと)

戦闘機による格闘戦?の代名詞。 無防備な後方へとお互いに旋回し遷移する様相が闘犬さながらであるためにこの名がつけられた。
機体性能もさることながら、パイロットの技術の影響が勝敗に大きな影響を及ぼす。

機銃が唯一の武装であった第一次世界大戦から空対空戦闘の基本として知られるが、戦果の主体とはなっておらず、特に空対空ミサイルの発達した現在ではほとんどゼロ。
重要なのは早期発見、そして速度を活かした奇襲・一撃離脱である。
事実、撃墜の8割までが相手の存在に気付く前に勝負がついているパターンであるという。

もっとも、現代に於いても基礎技術であることに違いは無く、ベトナム戦争時「格闘戦は過去のものである」とミサイルを過信(ミサイル万能論。ミサイル万能主義などとも呼ばれる。)、機銃非搭載とした米軍機がMiG-17MiG-21相手に散々な目にあったのは有名である。

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