【テキサスタワー乱射事件】(てきさすたわーらんしゃじけん)

1966年にアメリカ合衆国のテキサス大学で発生した銃乱射事件。
海兵隊出身で、同校で建築学を学んでいたチャールス・ホイットマンという人物が大学の時計台に立て篭もり、眼下の通行人(妊婦含む)15名を殺害した。*1

このとき、警察の対応に問題があった*2ことから、警察内部に特殊部隊を設置する運動を加速させたきっかけにもなった。

余談ながら、後に製作された映画「フルメタル・ジャケット」にも、
「チャールズ・ホイットマンは500ヤードの距離で柱の陰の男を撃ち抜いた。あいつはどこで射撃を習った?もちろん海兵隊だ!」
という、この事件をもとにした台詞がある。

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*1 胎児を含む11人の通行人と、展望台の観光客2人、受付嬢、妻と母親の計16人死亡とする資料もある
*2 当時、地元の警察には機動隊に相当する部隊しかなかった。また、90mの高度差を利用した射撃だったため、警察手持ちの銃器では歯が立たなかった

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