【ツポレフ】(つぽれふ)

Туполев/Tupolev

ロシアの航空機メーカー。
1922年、飛行機設計者アンドレーイ・トゥーポレフにより設立された「ツポレフ設計局」をルーツとする。

第二次世界大戦において、金属製の機体にエンジンを左右に搭載した爆撃機「Tu-2?」がソ連の最高級の爆撃機として活躍。
そして戦後「冷戦」に入ると、アメリカのB-29をもとにソ連にとって初の大陸間戦略爆撃機の基盤となる「Tu-4」を開発。
1947年に初飛行し量産。
その後も後退翼により亜音速性能を実現したジェット推進爆撃機「Tu-16」、アメリカの「B-52」に相当する「Tu-20?」、Tu-16を代替する目的で開発された超音速爆撃機「Tu-22」など数々の大型爆撃機を開発した。

また需要の拡大により、爆撃機のみならず旅客機の開発も行い、世界で二番目のジェット旅客機「Tu-104*1、世界初の超音速旅客機「Tu-144」、3発のジェットエンジンが特徴の「Tu-154」など開発した。

冷戦終了後、ツポレフは亜音速の民間航空機の研究に力を入れ、現在Tu-204Tu-334?航空機の開発、ロシア海軍?の飛行部門および空軍の近代化などの事業が行われている。

主な製品

IMG_3877.jpg

   Tu-95

 

*1 Tu-16がベース

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