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【タルワー】 †
インド海軍が保有するフリゲート艦。
ロシア側ではプロジェクト1135.6と呼ばれ、ロシアが21世紀に入ってから初めて竣工させた航洋水上戦闘艦である。
設計に当たって旧ソ連邦国境警備隊の警備艦1135.1(クリヴァクIII)型をベースにしているが、外見は全く別の艦に変容している。
前期建造艦3隻は、バルチースキィ・ザヴォート（バルチック造船所）で建造され、事務上の理由から一旦ロシア軍艦として建造されたのち、インド海軍に引き渡された。
武装については対艦ミサイルには3M-54E クラブ-N 対艦ミサイル（インドで建造された艦にはインドとロシアが共同開発したブラモス対艦巡航ミサイルを搭載）、対潜装備には533mm対潜魚雷とRBU-6000ロケット爆雷、対空ミサイルには3K37ヨーシュの輸出版であるシュチーリ (SA-N-12)を搭載する。
また、艦載機としてKa-28及び国産のHAL Dhruv対潜ヘリコプター1機を搭載する。
現在までに3隻が建造・就役し、さらに3隻が追加発注されており、この3隻は前期3隻と同じくバルチースキィ・ザヴォート（バルチック造船所）で建造されるのはなく、カリーニングラード市のヤンタリ（Yantar）造船所で建造される。
同型艦（カッコ内はロシア海軍所属時の艦名）
F-40 タルワー(ドゾルヌイ)
F-43 トリシュル(ウダールヌイ)
F-44 ターバル(SKR-23号)
F-45 ----（建造中）----
F-46 ----（建造中）----
F-47 ----（建造中）----
