- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- スラヴァ へ行く。
- 1 (2008-07-11 (金) 14:13:37)
- 2 (2008-07-11 (金) 14:14:23)
- 3 (2008-09-12 (金) 14:39:58)
- 4 (2009-06-04 (木) 22:31:40)
- 5 (2009-06-11 (木) 15:46:19)
- 6 (2009-11-06 (金) 16:01:46)
- 7 (2010-01-06 (水) 19:45:39)
- 8 (2010-01-10 (日) 19:07:15)
- 9 (2010-02-13 (土) 04:20:22)
- 10 (2010-03-09 (火) 20:51:39)
- 11 (2011-01-27 (木) 01:51:17)
- 12 (2011-10-28 (金) 22:02:15)
- 13 (2013-05-26 (日) 03:10:26)
- 14 (2014-03-20 (木) 22:01:22)
- 15 (2015-03-16 (月) 11:58:01)
- 16 (2018-12-08 (土) 09:11:21)
- 17 (2018-12-08 (土) 19:07:38)
- 18 (2020-07-07 (火) 02:40:48)
- 19 (2021-04-30 (金) 08:32:08)
- 20 (2021-04-30 (金) 19:18:24)
- 21 (2021-05-02 (日) 09:22:32)
- 22 (2023-07-09 (日) 17:26:26)
【スラヴァ】 †
カーラ級の後継として開発された、旧ソ連/ロシアの新鋭巡洋艦(ロシアではミサイル巡洋艦と言う)。
ロシアではProject1164(1164号計画)「アトラーント」と呼ばれ、「航空母艦の撃滅者」の異名を持つ。
元々は「クラシナ級」と呼ばれていたが、1番艦の旧名を取って「スラヴァ級(Slava:ロシア語で栄光)」と呼ばれる事になる。
対空・対艦攻撃能力を重視して設計されたこの艦は、1976年からニコライエフ造船所で起工・1979年に進水・1983年就役と実戦配備までに7年の歳月がかかった。
ロシア製巡洋艦として大きさはキーロフ級の次に大きいもので、武装面でもS-300V(SA-N-6グランブル)長距離艦対空ミサイル・9K33M オサーM(SA-N-4ゲッコー)短距離艦対空ミサイル・553mm対潜魚雷等と非常に多い。
特にP-500バザーリト(SS-N-12サンドボックス)艦対艦ミサイル(18発)については最高速度M1.7で飛行し、射程も550km以上(OTH目標)と言う脅威的な性能を持っている(あくまでカタログスペックで、詳細は不明)。
この連装発射機は中央両舷甲板上に4基ずつ並べた独特の外見となっている。
甲板後部には飛行甲板がありKa-27ヘリックス/Ka-28ヘリックス/Ka-25ホーモン等の対潜ヘリコプター1機を搭載出来る。
現在のところ4隻が建造(当初は8〜20隻の製造が予定されていたが、財政的な理由により4隻に留まる)され、うち3隻はロシア海軍で1隻はウクライナ海軍で使用されている。
なお、1番艦の「スラヴァ」は1990年代に「モスクワ」に改名された。
性能諸元(モスクワ) †
全長:187m
全幅:20.8m
喫水:7.5m
排水量:10,000t(基準)/11,280t(満載)
機関:COGAG方式ガスタービンエンジン(M70巡航用タービン×2基(20,000馬力)、M8KFブースト用タービン×4基(90,000馬力))110,000馬力、2軸推進
速度:34Kn
航続距離:15Knで9,000海里
定員:476名
武装
- 5連装553mm対潜魚雷発射管2基
- AK-130MR-184 70口径130mm連装対空水上砲1基(2門)
同型艦 †
ロシア海軍
- 1番艦 1983年就役 黒海艦隊旗艦 モスクワ(スラヴァ)
- 2番艦 1986年就役 北洋艦隊 マーシャル・ウスチノフ(ロボフ)
- 3番艦 1989年就役 太平洋艦隊 ワリヤーグ(チェルボナウクライナ)
ウクライナ海軍
- 4番艦 1990年進水 ウクライナ艦隊旗艦 ウクライナ(アドミラル・フロータ・ロボフ)
※予算不足のため、完成度95パーセントの最終艤装状態のまま係留・放置されている。