【クロスボウ】(くろすぼう)

  1. cross bow.石弓。弩。
    ハンドルもしくは足を用いて弦を引き、矢をつがえて、トリガー?を引くことによって発射する機械弓。ボウガンとも言う。
    矢の変わりに鉛玉・鋼球・爆発物を使う場合もある。

    通常の弓に比べて遥かに強い力で弦を引けるため、非常に強力でありプレートメイルをも貫通できた。また、取り扱いが簡単なため弓にくらべて熟練を必要としなかった。
    ただし、矢の再発射に最低でも1〜2分の時間を要するという極めて致命的な欠陥を抱えていたため、戦場における有効性では通常の弓に大きく劣っていた。
    にも関わらず、兵器としての寿命はクロスボウの方が長く、グレネードランチャーが普及するまで爆発物を投擲するために、その後も高性能の消音装備が普及するまで静粛な武器として利用され続けた。

    とはいえ現在では完全に軍事の場から姿を消し、もっぱらスポーツ用として用いられる。

  2. ラジオプレーン(ノースロップ)GAM-67(XB-67)「クロスボウ」。
    1950年代に試作された初期の対レーダーミサイル

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