- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- よい説明の書き方 へ行く。
- 1 (2003-12-03 (水) 22:19:08)
- 2 (2003-12-04 (木) 03:37:06)
- 3 (2003-12-04 (木) 20:02:18)
- 4 (2004-03-31 (水) 20:23:34)
- 5 (2004-10-30 (土) 12:18:18)
よい説明の書き方
説明をより分かり易くする要素はいくつかありますので、順を追って解説していきます。
以下のことに気をつけて解説をすれば、おそらく読みにくい文にはならないとおもいますので、自分の説明が分かりにくいと思う方は是非参考にしてみてください。
1. 重要な事柄から書こう。
「F-15」について説明するときに、
「何度も改修されている」 「エンジンの推力が大きい」 「多くの敵機を撃墜した」
というのは間違っていませんが、最も重要なのは
「戦闘機である」 ことですから、これをまず記述しましょう。
2. 書籍やウェブサイトの丸写しをしない。
他人の文章を丸ごと真似て書いたと思われる説明を書く人が時々います。
情報を引用するのは問題ありませんが、文章をそのまま引用して継ぎ接ぎすると
とても分かりにくく不自然になるのでやめましょう。
3. 説明される語句を文中で用いないようにしよう。
一部例外もありますが、説明される語句を文中で用いるのはやめましょう。
「爆弾」の説明で、「地上部隊を攻撃するための爆弾」 と解説されても分かりません。
4. 同じ語句を繰り返さないようにしよう。
文中で既に明らかになっている内容を繰り返すと読みにくくなります。
「アメリカの戦闘機。 速度を重視して設計された戦闘機である」
という文では、「戦闘機」という情報が2回使用されて、くどくなっています。
「アメリカの戦闘機。 速度を重視して設計された。」
「速度を重視して設計されたアメリカの戦闘機。」
と書けば、スッキリして読みやすくなります。
5. 主語と述語を一致させよう。
「レーダーに映らない秘密は、胴体の形状を直線のみで設計している」
という文章では、「秘密が設計している」ことになってしまいます。
「レーダーに映らない秘密は、胴体の形状を直線のみで設計しているところにある」
「胴体の形状を直線のみで設計していることがレーダーに映らない秘密だ」
と置き換えましょう。