Last-modified: 2014-02-25 (火) 13:40:33 (3712d)

【VK-106】(ぶいけーひゃくろく)

Klimov VK-106

第二次世界大戦中、M-105の後継としてソ連のクリーモフ設計局?で開発されたレシプロエンジン
圧縮比の低減や過給器の1段1速化*1など、中低空での運用に重点を置いた設計で、サイズ・重量はM-105とほぼ同じだったため、最小限の設計変更で航空機に搭載することができた。

しかし、当時のソ連の工場は既存のエンジンの生産でフル稼働しており、新型のエンジンを導入する余裕がない判断されたために量産されず、試作のみに終わった。

仕様緒元(VK-106P)

タイプ液冷レシプロエンジン
ボア×ストローク148mm×170mm
排気量35.08L
乾燥重量600kg
圧縮比6.5
シリンダー配列V型12気筒
過給器遠心式スーパーチャージャー1段1速
出力1,350hp/2,600rpm(離昇出力)/1,350hp(高度2,000m)
比出力38.5hp/L
出力重量比?2.25hp/kg



*1 M-105は1段2速だった。

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