Last-modified: 2019-02-15 (金) 21:54:15 (295d)

【Tu-154】(つぽれふひゃくごじゅうよん)

Tupolev Tu-154"Careless".

1960年代半ばにソ連のツポレフ設計局によって設計された短・中距離路線向けの3発ジェット旅客機
NATOコードは「ケアレス」。

Tu-134?の拡大発展型で、エンジン配置はTu-134と同じく、主翼にエンジンを搭載せず、機体後方に装備し、垂直尾翼基部に3基目のエンジンを追加した尾翼集中方式を採用している。
そのため、駐機状態での胴体部の高さが低く、運用にあたって特別な地上設備を多く必要としない為、設備の整わない空港での運用が容易になっている。

2006年までに派生型を含め935機が生産された。
共産圏の国々では現在も現役で、本機をフラグシップとする航空会社も多い。

日本へは騒音基準に適応したTu-154Mが飛来しており、新潟空港とハバロフスク、ウラジオストク便がある。

スペックデータ

タイプTu-154B-2Tu-154M
乗員5名3名
座席数114〜180名
全長48m
全高11.4m
翼幅37.55m
翼面積201.5
キャビン幅3.58m
空虚重量50,700kg55,300kg
最大離陸重量98,000kg〜100,000kg102,000kg〜104,000kg
最大燃料容量47,000L
(12,000 US gal)
49,700L
(13,100 US gal)
エンジンターボファン×3基
クズネツォフNK-8-2U
(出力90kN)
ソロヴィヨフD-30KU-154
(出力103kN)
最高速度913km/h
航続距離2,500km(最大積載時)
3,900km(燃料最大時)
5,280km(最大積載時)
6,600km(燃料最大時)
実用上昇限度12,100m


派生型

  • Tu-154:
    初期型。
    エンジンはグズネツォフ設計局製のNK-82ターボファンを搭載。

  • Tu-154A:
    エンジンをクズネツォフ設計局製のNK-8-2Uターボファンに換装し、自動着陸装置を搭載した型。

  • Tu-154B:
    客室を延長し、座席数を増加させた型。

  • Tu-154B-2:
    アメリカ製の自動操縦装置を装備した型。

  • Tu-154M:
    近代化改修型。
    主にエンジンの換装(ソロヴィヨフD-30?ターボファン)や前縁スラット?の小型化及びスポイラー面積の拡大、INSの搭載などが挙げられる。
    改良型としてアビオニクスを中心に更に近代化を施されたM-LuxやM-100がある。

  • Tu-155:
    石油系燃料に代わる代替燃料を動力とすることを目的に開発した試験機。
    中央第二エンジンを液体水素、もしくは液化天然ガスを燃料とするサマーラNK-88ターボファンに換装している。

  • Tu-164:
    Tu-154Mの初期の呼称。

  • Tu-174:
    Tu-154の拡大型。提案のみ。

  • Tu-194:
    Tu-154の短縮型。提案のみ。


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