Last-modified: 2017-04-02 (日) 10:58:57 (53d)

【T-34(航空機)】(てぃーさんじゅうよん(こうくうき))

Beech T-34(Model 45) "Mentor".

第二次世界大戦後の1940年代末、アメリカのビーチクラフト社が開発・生産した単発レシプロ初等練習機
ビーチ社が先に開発・生産した「ボナンザ」軽飛行機をベースに、原型のV尾翼を普通の尾翼に改め、キャビンタンデム複座に改良したものである。

1953年、アメリカ空軍に初等練習機「T-34A」として採用され、続いて海軍にもエンジンを換装した「T-34B」が採用。
良好な操縦性と安定性、そして蛮用にも耐える頑丈さから「傑作練習機」として高い評価を得、多くの国に輸出。
また、カナダやアルゼンチン、日本(後述)ではライセンス生産も行われた。

軍用機としてのローンチカスタマーとなったアメリカ空軍では「練習機をジェット機に統一する」という施策*1の下、1960年代には早くも退役したが、海軍ではエンジンをターボプロップに換装した「T-34C『ターボメンター』」も採用され、1990年まで生産された。
また、日本では富士重工業(現在のSUBARU)によって独自の発展型(LMKM-2TL-1T-3T-5T-7)が作られ、21世紀の現代でも用いられている。

原型のT-34も一部の国で現役練習機として用いられている他、曲技機COIN機に改修された機体もある。

スペックデータ

タイプT-34AT-34C
乗員2名
全長7.87m8.75m
全高2.92m
全幅10.01m10.60m
翼面積16.5016.7
空虚重量932kg1,342kg
最大離陸重量1,315kg1,950kg
エンジンコンチネンタルO-470-13
水平対向6気筒空冷エンジン×1基
P&WカナダPT6A-25ターボプロップ×1基
出力225shp(軸馬力)298kW
最大速度304km/h396km/h
航続距離1,238km1,311km
実用上昇限度6,465m9,145m
上昇率369m/分451m/分

バリエーション

富士重工業製(詳細は各項目を参照)


*1 後にこの施策の誤りが露呈し、セスナ172「スカイホーク」?を「T-41『メスカレロ』」として導入することになった。

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