Last-modified: 2022-10-13 (木) 03:20:56 (45d)

【T-2(アメリカ)】(てぃーに(あめりか))

NorthAmerican T-2 "Back Eye(バックアイ)"

"Back Eye"はセイヨウトチノキの実(大きな眼球のように見える)を指す語。
「後方視界(Back Eye)」をエビエーターの心得である後方確認と掛けてもいる。

アメリカ海軍が用いていた艦上練習機
1956年に出されたアメリカ海軍の「多用途ジェット練習機開発」要求に応えて開発され、1958年に初飛行

基礎操縦練習から兵器訓練、空母勤務資格取得まで、海軍のジェット飛行士達が行う操縦訓練の大半をまかなう機体として運用された。
主翼FJ-1「フューリ」?から流用し、操縦系統はT-28C「トロージャン」?をベースにしている。

ローンチカスタマーのアメリカ海軍以外にも、ベネズエラやギリシャに輸出され、軽攻撃機COIN機)として運用された。
アメリカ海軍ではT-45「ゴスホーク」の配備で2008年に全機退役したが、ギリシャ空軍では引き続き運用されている。

スペックデータ(T-2C)

乗員2名
全長11.6m
全高4.5m
翼幅11.621m(翼端タンクまで)
主翼面積23.7
翼型NACA 64A212
空虚重量3,681kg
最大離陸重量5,978kg
燃料容量2,620リットル(691US gal)
エンジンGE J85-GE-4ターボジェット×2基
推力13.1kN(2,950lbf))
最大速度839km/h(高度7,600m)
失速速度160.4km/h
航続距離1,683km
実用上昇限度12,300m
上昇率31m/s
兵装固定武装なし。
外部兵装にガンポッド爆弾等を搭載可能。(最大1,600kg)

主な派生型(カッコ内は生産機数)

  • YT-2A(YT2J-1)(6機):
    評価試験用に生産された原型機。

  • T-2A(T2J-1)(217機):
    単発エンジンを持つ初期量産型。

  • T-2B(T2J-2)(97機):
    アメリカ海軍の要望を受けて改良された双発エンジン型。
    安全性の観点からエンジンをWE J34ターボジェット1基から、P&W J60ターボジェット2基に変更した。

  • T-2C(231機):
    B型の改良型。
    エンジンをGE J-85ターボジェットに換装。
    主翼下4箇所のパイロンハードポイントを設置。
    ミサイル運用能力は持たないが、ガンポッド爆弾等の兵装により軽攻撃機COIN機)として運用可能。

  • T-2D(12機):
    T-2Cのベネズエラ空軍向け生産型。

  • T-2E(30機):
    T-2Cのギリシャ空軍向け生産型。

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