Last-modified: 2016-05-18 (水) 14:53:28 (309d)

【Su-7】(すほーいなな)

旧ソビエト/ロシアのスホーイ設計局で開発された戦闘爆撃機
NATOコードFitter(フィッター)

1953年から開発が始まり、1955年に試作機であるS-1が初飛行した。
当初は前線戦闘機として開発されていたが、初期生産型であるSu-7B以降は戦闘爆撃機として開発が進められた。

機体は「最悪の環境でも確実に動作し続けることができる」というソビエト機独特の優先項目により設計され、機首ピトー管に人間がぶら下がることができるほど必要以上に頑丈な造りとなっている。
また、機動性や低空での運動性・安定性はMiG-21を凌ぐ性能であった。

しかし、低空での燃費が非常に悪いエンジンと相まって航続距離は短く、兵器搭載量も不十分であった。
そのため、改良型としてSu-17が開発される事となった。

ソ連/ロシアやウクライナのほか、イラクなどの中東諸国に輸出されたが、現在は全機が退役している。

スペックデータ

乗員1名
全長16.61m
全高4.99m
全幅9.31m
主翼面積34
空虚重量8,370kg
最大離陸重量?11,730kg
最大兵装搭載量2,000kg
エンジンリューリカ AL-7F-1-150ターボジェット×1基
エンジン推力66.69kN/94.15kN(A/B使用時)
速度
(最大/巡航)
918kt/470kt
海面上昇率9,000m/min
実用上昇限度15,000m
航続距離782nm(フェリー時)
戦闘行動半径186nm(Hi-Lo-Hi)
固定武装NR-30 30mm機関砲×2門(弾数各70発)
兵装翼下に500kg通常爆弾×2発、57mmロケット弾ポッド×4基
翼下及び胴体下に増槽×2基等

主な派生型

  • Su-7(S-1):
    後退翼を装備したスホーイOKBの戦術戦闘機型。1955年初飛行。

  • S-2:
    エリアルールを採用した原型機。
    AL-7F-1ターボジェットエンジンを搭載し、機首部が11cm、中央胴体部が40cm延長され、機内燃料搭載量も増加された。1956年初飛行。

  • S-22:
    Su-7Bの生産前機。
    AL-7F-1-100エンジンを搭載し、2,000kgの兵装搭載量を持たせて通常爆弾やロケット弾ポッドなどを搭載できるようにされた。

  • Su-7B"フィッターA":
    初期生産型。戦闘爆撃機型。

  • Su-7BM:
    主要生産型。
    機内燃料搭載量の増加や航法装置の充実化、AP-28I-1自動操縦装置?と2チャンネルのダンパーを備え、降着装置も更新されている。

  • Su-7BKL:
    B型の改良型。
    離陸補助用にSPRD-110ロケットブースターを装備できるようにしたほか、ASP-5ND-7U照準器を装備し、降着装置をさらに強化、胴体内燃料タンクをインテグラルタンクに変更した。

  • Su-7BMK:
    BKL型の輸出型。
    降着装置をSu-7BMのものとし、トス爆撃用照準器などを外して簡素化が図られている。

  • Su-7U:
    B型相当の複座練習機型。

  • Su-7UM:
    BM型相当の複座練習機型。

  • Su-7UMK:
    BMK型相当の複座練習機型。

  • Su-7UKL:
    BKL型相当の複座練習機型。


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