Last-modified: 2018-01-09 (火) 00:44:47 (2082d)
【SA-19】 †
旧ソ連が開発した、最新の近距離/近接防空ミサイル。
NATOコードではSA-19「グリソン」、ロシアでは「9M311『トライアングル』」と呼ばれる。
開発時期は1986年で1988年には配備が開始された。誘導方式は半自動レーダー指令誘導(SACLOS)方式。
2S6「ツングースカ」自走対空砲や「コールチク(CADS-N-1)」複合CIWSの砲塔両脇のキャニスタに4発ずつ、計8発が装備されている。
ロシア軍での配備数は不明だが、インドやペルーにも輸出されている。
性能諸元 †
全長 | 2.56m(9M331) 3.2m(9M331M) |
直径 | 7.6cm(9M331) 17cm(9M331M) |
ブースター直径 | 15.2cm |
翼幅 | 50cm |
重量 | 57kg |
推進方式 | 二段式固体ロケット |
最大速度 | 910m/sec(9M331) 1,100m/sec(9M331M) |
最大高度 | 1,500〜3,500m(9M331) 5,000〜6,000m(9M331M) 10km(9M331-M1) |
射程 | 2,500〜8,000m(9M331) 1,000〜12,000m(9M331M) |
G限界 | - |
誘導方式 | 無線SACLOS |
弾頭 | HE 連続ロッド(9kg) |
信管 | レーザー近接信管 |