Last-modified: 2023-01-02 (月) 19:24:24 (266d)
【NOLQ-1】 †
三菱電機が開発し、海上自衛隊が運用するミサイル護衛艦(DDG)やヘリコプター護衛艦(DDH)向け電子戦システム。
たちかぜ型護衛艦から搭載された。
本システムは2基の受信機部と送信機部、監視・方位空中線並びに各種指示装置から構成されている。
受信機(ESM)で探知した信号の分析、分類、登録、更新、識別などがなされ、送信機でミサイルFCSやミサイルのレーダーを減衰または無力化される。
そして、探知された電波は戦術情報処理装置(CDS)の計算メモリーに記憶され、自動的に脅威電波に対して妨害措置をとることが可能である。
また、Mk.36「SRBOC」チャフ・フレア発射装置などとも連接され、主として対艦ミサイル防衛(Anti-Ship Misaile Defense)の一翼を担う。