Last-modified: 2018-08-18 (土) 12:50:43 (1865d)
【M93R】 †
イタリアのベレッタ社がイタリア政府の要請を受け、対テロ・要人警護用にM92に改良を加えて1977年頃に開発した機関拳銃。
使用する弾薬もM92と同じく9mmx19パラベラム弾。
名称の後ろに付けられた「R」とは、イタリア語でバーストを意味する「Raffica」を指している。
M1951R?の後継機種であり、M92をベースにロングバレル化、ロングマガジン化され、物々しい外見になっている。
半自動式拳銃でありながら、3点バースト射撃が可能となっているのが大きな特徴。
M1951Rでの教訓を活かして、制御が難しく、すぐ弾切れになるフルオート射撃ではなく、3点バーストを採用した。
トリガーガード前部に折りたたみ式のフォアグリップを追加し、バースト機構使用時のコントロールを容易にしており、更にグリップに着脱式のリアストックを取り付ければ更に制御しやすくなり、短機関銃の代わりとしても十分機能する。
本銃は3点バースト機能を搭載しているため、本来なら市販はされていないが、実際には闇市場で相当数の個体が流通しているという。
スペックデータ †
口径 | 9mm |
全長 | 240mm |
銃身長 | 156mm |
重量 | 1,170g |
ライフリング | 6条右回り |
使用弾薬 | 9mmパラベラム弾 |
装弾数 | 20発 |
作動方式 | シングルアクション/プロップアップ式ショートリコイル |
銃口初速 | 372m/s |
有効射程 | 50m |