Last-modified: 2012-07-31 (火) 18:36:18 (1787d)

【M8000】(えむはっせん)

Beretta M8000 Cougar.
イタリアのベレッタ社が開発・製造した半自動式拳銃。通称「クーガー」シリーズ。
使用弾は9mmパラベラム。(バリエーションは後述)

同社製ピストルの特徴であった大きく切り欠かれたスライドがM92では強度不足を起こしたことから、一般的なスライド形状に改められている。
ベレッタとして初めて設計にCADを用い、閉鎖機構として新機軸のロータリーバレルロッキングを採用することにより、M92に比べ強度を増したうえで小型化に成功している。また、大口径のバリエーションを容易に造れるようになった。
このロータリーバレルはショートリコイルの一種で、ロッキングラグが回転により外れる点でロータリーボルトに似ているが、ボルトではなく銃身の側が回転する仕組みになっている。
反動もM92のブロックロッキングに比べ滑らかになっているという。

M92に比べ大幅な性能向上を果たしたが、軍に採用されたわけでなく、また民間市場でも無難な外観が受けず、M92ほどの成功は収めていない。
ロータリーバレル機構は高く評価されており、同社のPx4?にも採用されている。

スペックデータ

口径9mm
.357口径
.40口径
.45口径
全長180mm
銃身長92mm
重量925g
使用弾薬9mmパラベラム弾
.357SIG?
.40S&W
.45ACP
作動方式ショートリコイル
装弾数15発(9mm口径モデル)
11発(.357口径モデル・.40口径モデル)
8発(.45口径モデル)


バリエーション

口径別

  • M8000:基本形。使用弾は9mmパラベラム。装弾数は15+1発。*1
  • M8357:使用弾は.357SIG。装弾数は11+1発。
  • M8040:使用弾は.40S&W。装弾数は11+1発。
  • M8045:使用弾は.45ACP。装弾数は8+1発。

トリガーシステム別

  • M8000F(クーガーF):ダブルアクション。マニュアルサムセフティーにデコッキング機構を装備。
  • M8000D(クーガーD):ダブルアクションオンリー。手動セフティー類はない。
  • M8000G(クーガーG):ダブルアクション。デコッキングレバーを装備。
  • M8000F/D(クーガーL):クーガーF(またはD)の軽量モデル。ショートグリップ、ベベル加工による軽量化スライドを装備。
  • M8000F/D(クーガーL タイプB):上記モデルの通常サイズグリップ。
  • ミニクーガー:クーガーFのコンパクトモデル。全長はほぼ変わらず、Lより更に短いショートグリップを持つ。


*1 かつては.41AEや9mm×21のバリエーションも存在した。.41AEは装弾数10+1発。

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