Last-modified: 2016-11-20 (日) 09:27:46 (128d)

【M4】(えむふぉー)

  1. M4 Sherman.
    第二次世界大戦時、アメリカ軍主力戦車として活躍した車両。
    詳しくはを参照。

  2. M4 MSBS
    フランス海軍が運用していた潜水艦発射弾道ミサイル
    ル・ルドゥタブル?級原子力潜水艦向けに開発された。

    M20?の発展型として開発され、1985年より配備が開始された。
    フランス海軍初のMIRV方式の弾道ミサイルで、核弾頭はTN70(核出力150kt)が6基装備された。
    また、後期型のM4Bは核弾頭を軽量化したTN71に変更したため、射程が約1,000km延びている。

    1996年に改良型のM45?が配備されたことにより退役している。

    スペックデータ
    全長11.50m
    直径1.93m
    重量36,000kg
    推進方式3段式固体燃料ロケットモーター
    エンジン401型ロケットモーター(推力71,000kg)
    402型ロケットモーター(推力30,000kg)
    403型ロケットモーター(推力70,000kg)
    射程距離4,000km(M4A)
    5,000km(M4B)
    誘導方式慣性誘導
    弾頭M4A:TN70核弾頭(核出力150kt)
    M4B:TN71核弾頭(核出力150kt)
    MIRV方式

  3. MGM-18「ラクロス」?短距離戦術弾道ミサイルアメリカ陸軍で採用された際の名称。

  4. ソ連で開発された爆撃機。
    詳しくはを参照。

  5. M4サバイバルライフル。
    アメリカで開発された小銃。
    第二次世界大戦中、軍用機に搭載するサバイバルギアの一部として考案され、撃墜された後に搭乗員はこの銃を用いて食料を確保するものとされていた。

    ハーリントン&リチャードソン社が開発したボルトアクション式スポーツライフルM265を原型として開発され、伸縮式銃床や板金のフレーム、着脱可能な14インチ銃身を備え、銃弾は.22ホーネット弾を使用する。
    また、重量はおよそ4ポンドと軽量で、大きさも銃身を取り外し銃床を畳むと14インチ程度に収まる。

    スペックデータ
    銃身長14インチ(36cm)
    重量4ポンド(1.8kg)
    使用弾薬.22ホーネット弾
    作動方式ボルトアクション?
    装弾数4発(着脱式箱型弾倉)

  6. M4カービン。
    アメリカ軍の制式突撃銃M16」をベースに作られたカービンライフル。
    米軍の制式カービンとしては史上4番目となる*1
    戦車乗員や将校に向けた3点バースト搭載モデルがM4、特殊部隊等に支給されるフルオート搭載モデルがM4A1である。
    原型のM16に比べてフロント部分が短縮され、伸縮式銃床により小型化されている。
    また、レシーバー上部にピカティニーレイルを標準装備しているのが特徴。
    短銃身化されてはいるが、M16に比べて射撃性能の低下はほとんど無い。
    こういった特徴から、アメリカ陸軍では一般の歩兵部隊においてもM16から本銃への置換を進めており、本銃はカービンでありながら通常の突撃銃としても使用されている。

    スペックデータ
    口径5.56mm
    全長850.9mm
    銃身長368.3mm
    重量3,480g
    ライフリング6条右転
    使用弾薬5.56mm NATO弾
    装弾数20発/30発(箱形弾倉)
    作動方式リュングマン式・回転ボルト閉鎖
    発射速度700〜900発/分
    銃口初速905m/秒
    有効射程500m(点目標)/600m(面目標)

    【バリエーション】
    • M4(M720):
      初期型。

    • M4A1(927):
      特殊部隊向けフルオートモデル。キャリングハンドルは着脱式。

    • M4E2(925):
      ハンドガードにアクセサリー装着用のピカティニーレイルを持つMWS*2を装着したモデル。
      MWSとしてナイツアーマメント社のRIS*3が採用される。

    • M4 MWS:
      M4にナイツ社製レールシステムを組み込んだもの。

    • M4 CQB-R:
      バレル長を通常モデルの14.5インチから、11.5ないし10.5インチに変更したモデル全般のこと。
      SWAT等でも使用されているが、仕様は各所でバラバラである。

    • M5:
      M4の後継カービン。
      作動機構をガス直噴式からガスピストン式とし、アッパーレシーバーと一体のレールシステムを採用している。

    • Mk12:
      SEALsに支給されているモデル。
      CQB-Rと同じバレル長にNSWCデザインのストック等を使用している。

    • Mk18:
      狙撃向けモデル。

    • C8カービン:
      コルト・カナダ社(旧ディマコ社)製M4。
      オリジナルとの相違点はリアサイトとマガジンのデザインである。
      バリエ―ションとしてC8(コルトモデル723タイプ),C8A1(コルトモデル927タイプ),C8A2,C8A3,C8CQB(11.5インチ銃身モデル),C8SFWなどがある。

    • L119A1:
      C8カービンのバリエーション「C8SFW」の英軍採用モデル。
      SASなどで使用されている模様。

      【コルト社製以外のM4(M4クローン)】
    • SR-16:
      ナイツアーマメント製のM4。
      同社のオリジナルレールインターフェースを標準装備し、サイトが折りたたみ式になっているのが特徴。
      米軍特殊部隊で採用されている。

    • SR-556:
      スターム・ルガー社がほぼ外注パーツ組み上げで製品化したM4クローン。

    • LR-300:
      ZM-ウエポンズが開発したM4クローン。
      作動方式はショート・ストロークピストン方式。

    • HK416
      H&K社が開発したM4カービンの改良近代化カービン。
      詳しくは項を参照。

    • SIG516:
      SIG SAUER Inc.製のM4クローン。
      作動方法はシグ社のライフル同様ガス圧利用のガス・ピストン方式でターン・ボルト・ロッキングが組み込まれている。
      マガジンは同社のSG556?と同じシグオリジナルのものである。

    • M468(REC*47):
      アメリカのバレット社がAR-15/M16シリーズ及びM4をベースに開発した突撃銃(または交換キット)。
      弾薬は、USSOCOMの要請によりレミントン社が開発した次世代小銃弾である6.8mmSPC(6.8mmx43)弾を使用している。

  7. Benelli M4 Super 90
    イタリアのベネリ社で開発された散弾銃
    アメリカ軍の要求に応じ、12ゲージの弾薬を使用する軍用セミオートマチック散弾銃として開発され、1999年に「M1014」としてアメリカ海兵隊に供給された。

    作動方式をベネリM3?までの反動利用式(イナーシャシステム)からガス圧利用式(A.R.G.O.*5システム)へと変更したのが特徴である。

    そのため、M3より部品点数が少なくなり、イナーシャシステムでの弱点(反動をきっちり受け止めないと作動しない*6)も回避した。

    アメリカ海兵隊のほか、イギリス陸軍やイタリア国防省特殊介入部隊(GIS)、行政院海岸巡防署(台湾)などに採用されている。

    スペックデータ
    種別軍用散弾銃
    口径12ゲージ
    全長886mm(ストック短縮時)/1,011mm(ストック延長時)(18.5インチバレルモデル)
    銃身長470mm(18.5インチ)
    356mm(14インチ)
    重量3,820g
    ライフリングなし
    使用弾薬12ゲージ(2.75又は3インチ)
    装弾数7+1発(2.75インチ)/6+1発(3インチ)(18.5インチバレルモデル)
    作動方式ガス圧作動式セミオートマチック


*1 AR-15系の銃は以前から使われていたが、特殊部隊の独自調達品であったり、短機関銃扱いの採用であったりしていたため。
*2 Moduler Weapon System
*3 Rail Interface System
*4 Reliably Enhanced Carbine:高信頼性強化カービン
*5 Auto Regulating Gas Operated:ガス圧自動調節。
*6 反動利用式の拳銃などにも共通の弱点である。

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