Last-modified: 2023-01-12 (木) 09:19:29 (24d)

【M117】(えむいちいちなな)

アメリカ製の通常爆弾

1950年代に開発され、1970年代までのアメリカ製軍用機で広範に用いられた。
その後、Mk.80系低抵抗爆弾レーザー誘導爆弾などの登場によって航空任務の第一線を退いた。

1990年代の湾岸戦争でも投下されたが、これは誘導爆弾の技術的成熟と量産配備が不十分だったためで、半ば用途廃棄を兼ねていた。

アメリカ空軍では2015年6月に在庫が払底し、運用を終了した。

スペックデータ

種別航空機搭載用爆弾(汎用爆弾)
全長2.06〜2.16m
翼幅520mm
重量340kg
弾体直径480mm
最大射程使用法に応じて変化。
弾頭トリトナール
炸薬量183kg


バリエーション

  • M117R:
    低抵抗/高抵抗爆弾型。
    高抵抗状態もしくは低抵抗状態で投下するというオプションを加えるため、特別な組立ての尾翼を用いる。

    • MAU-103/MAU-91:
      M117Rに装着される尾部ユニット。
      MAU-103は低抵抗テイル、MAU-91は高抵抗テイルとなっている。

  • M117D:
    機雷としても使用できるよう、磁気感応式の信管を採用した型。

  • MC-1:
    弾体の空隙部に神経ガス「サリン」を充填した特殊爆弾
    2006年6月にアメリカの備蓄弾薬から撤廃された。

  • BOLT-117(BOmb, Laser Terminal)(GBU-1/B):
    1967年〜1968年にかけて開発された、レーザー誘導爆弾型。
    構成はペイブウェイシリーズと同様に、M117の弾体の前部にKMU-342 レーザーシーカーヘッド、後部にフィンを装着するが、操舵翼は後端部に配置されている。
    使用は比較的短期間に留まり、ペイブウェイシリーズに取って代わられた。

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