Last-modified: 2022-02-21 (月) 06:41:16 (136d)
【LR-2】 †
LR-1(三菱MU-2)の後継として陸上自衛隊が導入した連絡・偵察機。
愛称は「ハヤブサ」。
ビーチクラフト社(現レイセオン・エアクラフト社)製のビジネス機「スーパーキングエア350」を改造した機体である。
LR-1と同じく、カメラなどの偵察機材を搭載しており、偵察機としての運用が可能である。
また、LR-1と比べて機体が大型化したことで患者空輸用のストレッチャーを搭載できるほか、自動体外式除細動器や生体情報モニタを積む余裕もあるなど緊急患者輸送能力が向上している*1。
連絡・偵察任務のほか、北部方面航空隊と第15ヘリコプター隊においては災害派遣としての緊急患者輸送にも用いられている。
スペックデータ †
乗員 | 2名 |
ペイロード | 兵員8名 |
全長 | 14.2m |
全高 | 4.4m |
全幅 | 17.7m |
空虚重量 | 4,104kg |
最大離陸重量 | 6,780kg |
エンジン | P&W・C PT6A-60Aターボプロップ×2基 |
推力 | 783kW |
巡航速度 | 300kt |
実用上昇限度 | 10,667m |
航続距離 | 972nm |