Last-modified: 2017-04-02 (日) 10:21:11 (87d)

【LM】(えるえむ)

Fuji LM.

富士重工業(現在のSUBARU)が、T-34「メンター」をベースに開発した4座式の連絡機
1954年から開発が始まり、1955年6月に初飛行した。

機体設計については低翼式の主翼ドーサルフィン?つきの垂直尾翼などはT-34を踏襲する一方、コックピットは4座のキャビンに変更され、燃料搭載量が若干増加した。

派生型として、練習機型のKM-2やTL-1が存在する。
またKM-2をベースに、T-3T-5T-7といった練習機が開発され、21世紀の現在においても使用されている。

陸上自衛隊では1983年までに退役したが、LM-1はアメリカ軍からの対外有償供与という形で調達されていたため、用途廃止の際、形式的にアメリカへ返還された。
そのため、一部の機体は現在もアメリカで民間機として使用されている。

スペックデータ

LM-1
乗員1名/乗客3〜4名
全長7.88m
全高2.91m
全幅10.00m
主翼面積16.5
運用時重量994kg
最大離陸重量1,489kg
燃料容量62.5gal
エンジンコンチネンタル O-470-13A空冷水平対向6気筒×1基
出力225hp/2,600rpm
プロペラビーチクラフト?278-101/同208-207-88
プロペラ直径2.235m
速度
(最大/巡航)
296km/h / 204km/h
航続距離1,556km
実用上昇限度15,000ft
海面上昇率990ft/min


KM-2
乗員2名/乗客2名
全長7.94m
全高2.92m
全長10.00m
自重1,212kg
最大離陸重量1,750kg
エンジンライカミング IGS O-480-AIF6空冷水平対向6気筒×1基
出力340hp
最大速度380km/h
航続距離920km
滑走距離
離陸/着陸
420m/440m

派生型

  • LM:
    初期型(試作機)。

  • LM-1:
    LMの自衛隊仕様機。愛称は「はるかぜ」。

  • LM-2:
    プロペラとエンジンをKM-2と同様に改造したタイプ。

  • XKM:
    LM-1を改造した試作機。

  • KM:
    LMのエンジンに過給機を加えて340馬力に増力したもの。
    民間向け。

  • KM-1:
    KMの陸上自衛隊向け練習機型。採用されず。

  • KM-2:
    KMの海上自衛隊向け練習機型。愛称は「こまどり」。

  • KM-2B:
    KM-2をタンデム複座に戻した、T-3の先行試作機。

  • KM-2D:
    KM-2をターボプロップ化した、T-5の先行試作機。
    ただしキャノピーはない。

  • KM-2F:
    KM-2Dをタンデム複座にした、T-7の先行試作機。

  • TL-1:
    KM-2の陸上自衛隊仕様。


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