Last-modified: 2019-02-18 (月) 13:53:20 (32d)

【L-29】(えるにじゅうきゅう)

Aero L-29"Delfin(デルフィーン)".

チェコスロバキア(現チェコ共和国)製のジェット練習機
NATOコードは「マヤ」。
1961年に採用され、チェコのほかソ連をはじめとするワルシャワ条約機構加盟国やアフリカでも使用され、3,600機以上が生産された。

機体は円形セミモノコック構造で、座席は縦列複座で後席は前席よりもやや高く配置されている。
主翼は2段テーパーで内側にフラップを装備している。
主翼下2ヶ所のハードポイントには爆弾や増槽、ガンポッドが搭載でき、軽攻撃機としての運用もできる。

実戦にも参加しており、1967年のビアフラ紛争ではナイジェリア空軍のMiG-17と共に運用されたほか、1973年の第4次中東戦争では、エジプト所属機が主力攻撃機の補佐のために近接航空支援を実施している。
この時は、機影が小さいことで撃墜されることが少なく、投下精度も高いと評価されている。

運用国

  • 現在の運用国
    • アンゴラ
    • ジョージア

  • 民間での運用国
    • アルゼンチン
    • オーストラリア
    • チェコ
    • カナダ
    • デンマーク
    • ニュージーランド
    • ノルウェー
    • ロシア
    • スロバキア
    • 南アフリカ(民間のアクロバットチームが使用)
    • アメリカ

  • かつての運用国
    • アフガニスタン
    • アルメニア
    • アゼルバイジャン
    • ブルガリア
    • チェコ
    • 中国
    • チェコスロバキア
    • 東ドイツ
    • エジプト
    • ガーナ
    • ギニア
    • ハンガリー
    • インドネシア
    • イラク
    • リビア
    • マリ
    • ナイジェリア
    • ルーマニア
    • スロバキア
    • シリア
    • ウガンダ
    • ウクライナ
    • ベトナム
    • アメリカ(アメリカ海軍
    • ソ連

スペックデータ

種別軍用練習機・軽攻撃機COIN機
開発社アエロ・ヴォドボディ社
乗員2名
全長10.81m
全高3.13m
翼幅10.29m
翼面積19.85
空虚重量2,364kg
離陸重量
(通常/最大)
3,280kg/3,540kg
エンジンモータレット M701C 500ターボジェット×1基(推力8.7kN)
超過禁止速度820km/h
速度
(最高/巡航)
(いずれも高度5,000m)
655km/h / 545km/h
失速速度130km/h(フラップダウン時)
初期上昇率840m/min
航続距離640km(通常)/894km(増槽2本)
実用上昇限度11,000m
上昇率14.0m/s
兵装主翼下計2箇所のハードポイントに最大200kgの爆弾・ミサイルポッドなどを
装備可能。


バリエーション

  • XL-29:
    試作型。
    エンジンはブリストル・シドレー?バイバー?を装備。

  • L-29A:
    単座の曲技飛行用機体。少数機生産。

  • L-29R:
    攻撃機型。試作のみ。


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