Last-modified: 2017-11-04 (土) 18:40:51 (2146d)
【K-36】 †
旧ソ連のズベズダ設計局?が製作した、戦闘機用ゼロ・ゼロ射出座席。
主にSu-27及びMiG-29系列の戦闘機に搭載されている。
パイロットが着用する耐Gスーツやヘルメットもシステムの一部としているのが特徴で、それらを連動させることにより高い安全性を確保している。
また、射出時にはダメージを受けないよう頭や手足が最適な位置へと固定され、パラシュートの展開までも自動で行われる。
過去、エアショーでの事故において低空・かつ異常姿勢の状況からパイロットを数度生還させており、射出座席としての名声は名高い。
バリエーション †
- K-36D/DM:
標準モデル。
- K-36L:
Su-25向けに軽量・簡略化したモデル。
- K-36LM:
Tu-160に搭載されたモデル。
- K-36D-3.5:
座高が81〜98cmのパイロットに対応した改良型。
Su-30、MiG-29K/KUB、MiG-29Mに搭載される。
- K-36L-3.5:
K-36D-3.5の軽量型。
Yak-130?練習機に搭載される。
- K-36LT-3.5:
SR-10?練習機に搭載されるモデル。
- K-36D-5:
高速機に設置されることを想定し、K-36D-3.5をさらに発展させたモデル。
Su-35、Su-57(PAK FA)に搭載。
- K-36RB:
ブラン向け派生型。
- HTY-8:
中国の独自改良型。