Last-modified: 2016-06-13 (月) 18:22:55 (319d)

【J/APG-1】(じぇいえーぴーじーいち)

航空自衛隊F-2に搭載されているレーダー。
アクティブフェースドアレイ方式*1*2パルスドップラーレーダーで、以下のような特徴を備えている。

この中でも特に高分解能に重きを置いているものと思われ、レイドアセスメント能力やグラウンド・マップの鮮明さは従来のものとは比較にならない程優れていると言われている。
さらに電子戦システムからの情報と併せて脅威目標の識別並びに優先度判定を行うことができる。

F-2への搭載当初、レーダーの探知距離が設計時の3分の1以下になる、などといった不具合が発生したが、このような不具合は他のレーダーにおいてもよくある初期不良の一種である。
また、C-1FTBに搭載しての機上試験時において問題が見つからなかったことなどから、レーダー自体の問題というよりは艤装との干渉によるものだったと思われる。
現在は、同レーダーを搭載するF-2が夜間飛行任務やアラート任務に就いていることなどからすでに上記の不具合は解決したものと思われる。

「アクティブ電波ホーミングミサイル搭載に関する研究」により、OFP改修によるレーダー視程の伸延が行われた。

関連:J/APG-2?

スペックデータ

種別火器管制レーダー
バンド帯Xバンド
周波数8〜12.5GHz
形式アクティブフェイズドアレイ(AESA)型
素子ヒ化ガリウム(GaAS)半導体素子×1,200個
方位角セクター走査
探知距離ルックアップ?時:
126nm(RCS 5屬旅匐機)
ルックダウン時:
35nm*3RCS 5屬旅匐機)
100nm(RCS 5,000屬隆倭ァ
アンテナサイズ約70センチ
重量150g
製造三菱電機



*1 航空機に搭載された物はこれが世界初である。
*2 パッシブ式レーダーではMiG-31のN007「ザスロン」が初である。
*3 ECMを除く最悪の状態での数値とする説もある。

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