Last-modified: 2017-09-01 (金) 19:13:03 (24d)

【IHI】(あいえいちあい)

株式会社IHI
IHI Corporation

日本の重機メーカー。本社は東京都江東区に所在する。

1853年に江戸幕府が開いた石川島造船所に始まり、1945に石川島重工業へ社名変更。
1960年に播磨造船所と合併し、石川島播磨重工業へ社名変更。1968年には播磨造船所から分社していた呉造船所を再合併する。
2007年7月1日より現在の株式会社IHIへと社名変更した。

主力製品は船舶やジェットエンジン、ロケット関連製品、高炉、蒸気タービン、エネルギー関連などである。

主な防衛・航空関連の製品として、むらさめ型護衛艦こんごう型護衛艦などの護衛艦T-4のエンジンであるF3-30/30BF-4EJ/EJ改のエンジンであるJ79ライセンス生産)、F-15J/DJのエンジンであるF100ライセンス生産)、F-2のエンジンであるF110ライセンス生産)などがある。

メーカーホームページ
http://www.ihi.co.jp/

主要製品

ジェットエンジン
国産

ライセンス生産

ジャパンマリンユナイテッド

IHIとJFEグループの合弁子会社で、創業部門の艦船建造を担当する。

1995年にIHIと住友重機械工業それぞれの艦艇(自衛艦)部門を分社・合併して誕生した「マリンユナイテッド」に由来する。
2002年にはIHIの民間船舶部門をマリンユナイテッドに編入し、社名を「IHIマリンユナイテッド」に変更。
2008年にIHIの完全子会社化されると共に、JFEグループの造船会社・ユニバーサル造船との合併交渉を開始。
2012年中に合併を果たす予定だったが、合併は2013年1月にずれこんだ。

これにより、旧石川島・播磨・住友・日本鋼管・日立*1等の造船部門が1社に統合され、世界7位の造船会社となった。

メーカーホームページ
http://www.jmuc.co.jp/

主要製品

  • 民間船(カッコ内は竣工年数)
    • オーシャンアロー(1998年)※超細長双胴船(SSTH)船型の高速フェリー
    • クルーズ客船
      • ぱしふぃっくびぃなす(1998年)
    • フェリー
      • フェリーしらかば(1994年)
    • タンカー
      • 橘丸(1921年)※日本初の本格的な近代タンカー
      • 出光丸(1966年)
      • ユニヴァース・アイルランド(1968年)
      • 日石丸(1971年)
      • グロブティック・トーキョー(1973年)
      • 日精丸(1975年)
    • バルクキャリア(ばら積み貨物船)
    • コンテナ船
      • NYK アルテア(1994年)
  • 遊覧船
    • ワンピース ゴーイングメリー号(石川島造船化工機製の遊覧船(東京都観光汽船の「遊」)を改修したもの*2

旧日本海軍艦艇・自衛艦

官公庁船

  • 国土交通省
    • 大型浚渫兼油回収船:「海翔丸」「白山」
  • 海上保安庁
  • 気象庁
    • 海洋気象観測船「凌風丸(3代)」
  • 海洋研究開発機構
    • 海洋地球研究船「みらい」*3

IHIエアロスペース

IHIの子会社で、各種ロケットエンジンなどを製造する。
特筆すべきは固体燃料ロケットの技術で、固体式のみで人工衛星を打ち上げる、世界的に見ても稀有な技術を有する。

元は中島飛行機が戦後解体された15社のひとつ「富士産業」(後の富士精密工業)であった。
1952年から1961年にかけて段階的に、元立川飛行機の技術者らが設立した「たま自動車」と合併して自動車メーカー「プリンス自動車工業」となるが、1966年には日産自動車に吸収される。
しかし日産がフランスのルノーに買収される際、防衛や宇宙開発を担当する部門が外資に渡ることを恐れ、2000年に航空宇宙部門を分社・売却したものである*4

現在では元々IHIが行なっていたロケット関連業務の多くも移管されている。

メーカーホームページ
http://www.ihi.co.jp/ia/

主要製品

  • 宇宙用ロケット
    • イプシロン
    • M-V
    • J-I
    • TR-I(H-IIロケット開発用)
    • TR-IA(無重力実験用小型ロケット)
    • SS-520(科学観測ロケット)
    • S-520(科学観測ロケット)
    • S-310(科学観測ロケット)
    • S-210(科学観測ロケット)
    • MT-135(気象観測ロケット)
  • 国際宇宙ステーション?「きぼう」関連
    • 船外パレット
    • 宇宙ステーション補給機暴露パレットI型/III型
    • 船外実験プラットフォーム
    • 国際標準実験ラック(ISPR)
    • 共有ガス供給装置(CGSE)
    • 実験データ処理装置(PDH)
  • 宇宙実験機用製品
    • LUNAR-Aペネトレータ(月観測用)
    • USERS/REM(軌道上長期実験用・大気圏再突入回収型)
    • 小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C再突入カプセルシステム)
    • i-Ball 大気圏再突入観測装置

  • 宇宙用コンポーネント製品
    • H-II・H-IIAロケット
      • LE-7A固燃ロケットエンジン用ターボポンプ
      • LE-5B固燃ロケットエンジン用ターボポンプ
    • 人工衛星用スラスタ(BT-4、BT-6等)
    • GXロケット
      • LE-8固燃ロケットエンジン
  • 防衛関連製品

*1 現存する「日立造船」は造船業から撤退しているが、日立造船もJMUの株を一部保有している。
*2 各イベント終了時には、元の船体に戻されている。
*3 元・試作原子力貨物船「むつ」。原子炉撤去後、ディーゼル・電気複合動力船に改装。
*4 当初は政府の商業登記規則に制約され「アイ・エイチ・アイ・エアロスペース」とカタカナ表記されていた。

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