Last-modified: 2017-02-17 (金) 21:16:03 (69d)

【EA-18G】(いーえーじゅうはちじー)

Boeing EA-18G"Growler(グラウラー)*1(グロウラーとも)".

アメリカのボーイング社が、EA-6「プラウラー」の後継として開発した電子戦機。
試作機は2006年8月16日に初飛行し、2007年から量産が開始された。

複座のF/A-18F Block2をベース機としており、後席には電子妨害士官(ECMO)が搭乗する。
AN/ALQ-99?戦術妨害装置(TJS)ポッド、AN/ALQ-218(V)2 無線周波受信システム、通信対抗手段セット(CCS)を搭載し、AGM-88「HARM」対レーダーミサイルの運用能力を持つ。
なお、機首内スペースにも電子戦用機器を搭載しているため、原型機の固定武装だったM61A1機関砲は撤去されている。

2017年現在、運用者はアメリカ海軍のみである。
オーストラリア空軍に導入されたF/A-18Fは、24機のうち12機に、将来F-35が導入された際の改修・転換を図ることを考慮して、電子戦機への改修に必要な配線等が既になされていたが、その後、オーストラリア政府が方針を転換*2したため、改造は行われないことになった。

スペックデータ

乗員2名(エビエーター、電子妨害士官(ECMO))
全長18.38m
全高4.88m
全幅13.62m(主翼ポッドを含む)/9.94m(主翼折り畳み時)
主翼面積46.45
空虚重量14,552kg
最大離陸重量29,938kg
エンジンGE F414-GE-400?ターボファン×2基
推力97.9kN(A/B使用時)
最大速度マッハ1.8
戦闘上昇限度15,240m
航続距離1,800海里(フェリー飛行時、480ガロンタンク×5個)
兵装9か所のハードポイントに以下の兵装を搭載可能
AIM-9「サイドワインダー」
AIM-120「AMRAAM」
AGM-88「HARM」
AN/ALQ-99戦術妨害装置ポッド
増槽
FCSレーダーAN/APG-79? AESAレーダー



*1 英語で「うなる者」の意。
*2 既存の24機はそのまま戦闘攻撃機として使用し、本機12機を新たに導入する計画に変更した。

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