Last-modified: 2017-04-07 (金) 16:18:20 (251d)

【E-8】(いーはち)

Boeing E-8 J-STARS*1

アメリカ空軍アメリカ陸軍が共同で開発した早期警戒機
地上戦における、戦場監視や攻撃指揮、あるいは停戦監視などを任務とする対地版AWACSである。

中古のB707-320を購入し、ノースロップ社(現ノースロップ・グラマン)が改造・艤装を施した。
胴体の前方下部にAN/APY-3?多モード側方監視レーダーを備えており、地上の詳細な様子を映し出す合成開口レーダーモードと、移動目標を追尾することに主眼を置いたドップラーレーダーモードを持つ。

ドップラーレーダーモードは高速な走査ができる反面、精密な監視を苦手とするが、それでも装輪車と装軌車を区別することが可能である。
1回のソーティー(8時間の飛行)で100万平方キロの戦場を監視できるといわれる。

試作機は1988年に進空し、開発がすすめられていたが、1991年の湾岸戦争では急遽2機がサウジアラビアのリヤドに展開され、その有用性を証明した。

スペックデータ

乗員22名
全長46.6m
全高12.93m
全幅44.0m
主翼面積283.4
空虚重量77,564kg
最大離陸重量152,407kg
エンジンP&W JT3D-3Bターボファン推力80kN)×4基
速度
(最大/巡航)
マッハ0.84/480kt
実用上昇限度12,805m
航続距離6,857nm
最大探知距離135nm
方位角0゚〜120゚


派生型

  • E-8A:
    1988年に初飛行した試作機。
    2機が製造され、後にC型と同等へ改装。

  • TE-8A:
    練習機型。

  • E-8B:
    機体から新規に製造されるタイプ。エンジンはCFMインターナショナル F108(CFM56)を搭載。計画中止。

  • E-8C:
    量産型。1994年進空。


*1 Joint Surveillance and Target Attack Radar System:統一監視目標攻撃レーダーシステム。

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