Last-modified: 2017-09-14 (木) 19:03:17 (12d)

【CRJ】(しーあーるじぇい)

Bombardier CRJ.

カナダのボンバルディア・エアロスペース社が製造・販売している双発・小型のジェット旅客機
従来、ターボプロップ機が用いられてきた小需要・短距離路線向けの「リージョナルジェット」として開発された機体である。

本機はもともと、1980年代後半にボンバルディアの前身でもあるカナディア社のビジネス機チャレンジャー600をベースに開発された*1
その後の航空業界再編でカナディアはボンバルディアの傘下に入ったが、型式には「Canadair Regional Jet(CRJ)」としてカナディアの名が残された。

1991年に原型機「CRJ100」が初飛行
翌1992年にカナダの型式証明を取得し、量産がはじめられた。

スペックデータ

タイプCRJ100CRJ200CRJ700CRJ900CRJ1000
乗員数2名(機長副機長
座席数
(1クラス)
50席78席(最大)
70席(標準)
90席(最大)
86席(標準)
104席(最大)
100席(標準)
座席数
(2クラス)
N/A66席78席93席
全長26.77m32.3m36.2m39.1m
全高6.22m7.6m7.5m
全幅21.21m23.2m24.9m26.2m
翼面積48.3570.677.4
胴体最大直径2.69m2.7m
客室内最大幅2.53m2.55m
客室内最大高1.85m1.89m
運用自重14,016kg20,069kg21,845kg23,188kg
無燃料重量19,958kg28,259kg31,751kg
ER:31,751kg
LR:32,092kg
35,154kg
最大離陸重量ER:23,247kg
LR:24,154kg
32,999kg
ER:34,019kg
LR:34,926kg
36,514kg
ER:37,421kg
LR:38,330kg
40,824kg
EL:38,995kg
ER:41,640kg
最大ペイロード5,942kg8,190kg9,907kg
ER:9,907kg
LR:10,247kg
11,966kg
貨物容積13.8 立方m15.5 立方m16.8 立方m19.4 立方m
エンジンGE CF34?ターボファン×2基
GE CF34-3A1GE CF34-3B1GE CF34-8C5B1GE CF34-8C5GE CF34-8C5A1
推力38.84kN×256.4kN×259.4kN×260.6kN×2
巡航速度M0.74
(785km/h)
M0.78
(829km/h)
最大巡航速度M0.81
(860km/h)
M0.825
(876km/h)
M0.83
(882km/h)
M0.82
(871km/h)
最大航続距離ER:2,491km
LR:3,148km
2,256km
ER:2,785km
1,940km
ER:2,376 km
LR:2,806 km
2,639km
EL:1,798 km
ER:3,004km
離陸滑走距離*2ER:1,768m
LR:1,918m
1,724m
ER:1,676m
LR:1,851m
1,778m
ER:1,862m
LR:1,954m
1,979m
EL:1,826m
ER:2,053m

バリエーション

本機のモデルは、胴体長の違いにより以下のように分けられている。

  • CRJ100/200:
    初期生産型。座席数は50席クラス。
    エンジンはCRJ100はGE CF34-3A1を、CRJ200はGE CF34-3B1を装備する。

    • CRJ100ER/200ER:
      主翼中央に燃料タンクを増設した航続距離延長型。

    • CRJ200LR:
      航続距離をさらに延長した型。

    • CRJ200B/200B ER/200B LR:
      高温・高地対応型のエンジンに置き換えたモデル。

    • CRJ440:
      CRJ200の標準座席数を44席に減じたモデル。

    • CRJ200PF*3
      貨物機型。
      CRJ200LRの機体フレームに貨物用のドアを追加するなどの改修を加えた。

  • CRJ700:
    70席クラスの改良型。

    • CRJ700ER/700LR:
      航続距離延長型。

    • CRJ700NextGen?
      改良型。
      主に客室の改善と機体軽量化が行われた。

  • CRJ900:
    90席クラスのモデル。
    降着装置、ブレーキ、主翼構造がCRJ700から強化されている。

    • CRJ900ER/900LR:
      航続距離延長型。

    • CRJ900NextGen?
      改良型。改修内容はCRJ700と同様。

  • CRJ1000:
    100席クラスのモデル。

    • CRJ100EL:
      軽量型。

    • CRJ1000ER:
      重量増加型。


*1 このため、FAAやEASAに届けられた型式も「CL-600-XXXX」とチャレンジャー600の派生型扱いとなっている。
*2 国際標準大気、最大離陸重量時。
*3 パッケージフレイターの略。

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