Last-modified: 2019-08-28 (水) 20:41:08 (82d)

【C-2(アメリカ)】(しーつー(あめりか))

Grumman C-2 "Greyhound(グレイハウンド)".

グラマン社が生産し、アメリカ海軍航空隊で運用されているターボプロップ輸送機
愛称は、アメリカの大手長距離バス会社の社名にもなっている狩猟犬から名づけられた。

洋上を航行する航空母艦へ人員や補給物資を輸送する「COD*1」機として、E-2「ホークアイ」早期警戒機をベースに製作された。
S-2をベースに作られた)C-1「トレーダー」の後継として、1962年に29機の発注を受けたが、ベトナム戦争の影響もあり、1967年までに17機を生産したところでいったん調達は打ち切られた(前期型)。
この機体は近代化改修を受けながら使われてきたが、機体の老朽化及び前任のC-1退役に伴い*2、1982年に生産の再開が決定され、1984〜1990年に後期型が39機生産された。

スペックデータ(C-2A(R))

乗員3名(機長副操縦士航空機関士)(C-2A)
4名(機長・副機長・乗組員2名)(C-2A(R))
搭載能力患者12名、人員26名を輸送可能。
最大ペイロード4,536kg
全長17.3m
全高4.85m
翼幅24.6m
主翼面積65
空虚重量15,310kg
有効重量9,350kg
積載重量22,405kg
最大離陸重量24,655kg
エンジンアリソン T56-A-425ターボプロップ×2基(推力4,600shp(3,400kW))
速度
(最大/巡航
635km/h(高度3,660m)/465km/h(高度8,750m)
失速速度152km/h
航続距離2,400km
海面上昇率13.3m/s
実用上昇限度10,210m
翼面荷重378.9kg/


派生型

  • YC-2A(2機):
    E-2Aを改造した試作型。

  • C-2A(56機(初期型17機・後期型39機)):
    量産型。
    後期型はC-2A(R*3)と呼ばれ、生産当初より近代化が行われている。

  • C-2(M):
    E-2D主翼尾翼エンジンコックピットアビオニクスを共通化し、座席も一新したもの。
    C-2Aの後継として提案が行われたがV-22に敗れた。


*1 Carrier on Delivery:艦上輸送機。
*2 この間、機体の不足を補うためにS-3「ヴァイキング」対潜哨戒機から6機が「US-3A」に改造されたが、搭載力が不足していてあまり活躍できなかった。
*3 Reprocured(再調達)の略。

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