Last-modified: 2016-09-19 (月) 11:15:48 (281d)

【C-1】(しーいち)

  1. グラマンC-1"Trader(トレーダー)"
    アメリカ海軍が運用していた艦上輸送機。旧呼称TF-1。
    主に、COD*1を行う艦上輸送機として運用された。

    当時、海軍はA-1「スカイレーダー」ベースの艦上輸送機型であるAD-5RをCOD任務に使用していたが、搭載容量が900kgと少なく、運用に苦労していたため、艦載機としては大型で、転用も容易であったS-2「トラッカー」対潜哨戒機をベースに開発された。

    機体は輸送用に胴体を再設計した以外はほぼS2F-2と同様である。
    専用のカーゴドアを装備していないため大型貨物の搭載には難があるものの、約1.6tの貨物搭載能力を持つほか、座席を設置し9名の人員を輸送することもできる。

    最終的にC-1・87機、EC-1A・4機が製造され、ベトナム戦争で洋上に展開する空母への補給に活躍した。
    後継機であるC-2「グレイハウンド」艦上輸送機の生産開始後も、空母での運用は1980年代後半まで続けられ、1988年9月に全機が退役した。

    スペックデータ
    乗員2名+兵員9名
    全長13.8m
    全高5.1m
    全幅22.1m
    主翼面積46.3
    空虚重量9,359kg
    最大離陸重量12,063kg
    エンジンライトR-1820-82WA空冷星形9気筒(推力1,137kW)×2基
    速度
    (最大/巡航)
    197kt/141kt
    海面上昇率341m/min
    実用上昇限度4,815m
    航続距離870nm

    【バリエーション】
    • C-1(TF-1):
      量産型。87機製造。

    • EC-1A(TF-1Q):
      電子偵察・妨害型。

    • TF-1W:
      E-1?早期警戒機開発に使用された空力試験機。
      ダミーのレーダードームの設置や尾翼の改造を行っている。

    • C-1T:
      ブラジル海軍で2012年に再就役した際の名称。
      エンジンをTP331ターボプロップへの換装、電子機器の近代化などの改修が施されている。

  2. 川崎C-1
    詳しくはC-1(日本)の項を参照。

*1 Carrier Onboard Delivery:基地〜空母間連絡輸送。

トップ 編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS